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ドレイン排出量の考え方 

空気圧縮機が吸込んだ空気に含まれる水蒸気量は気温と湿度で決まっています。

相対湿度は、その気温で空気に含まれる最大の水蒸気を100%とした割合を表し、気温毎の最大水蒸気量を「飽和水蒸気量」と言います。

例えば、気温40℃の飽和水蒸気量は、51.1g/m3 です。

気温40℃で湿度が50%の場合を考えると、含まれる水蒸気量は
51.1g/m3 の 50% → 25.55g/m3 になります。

この空気を空気圧縮機が 10m3/min で吸気している場合、
10 × 25.55 = 255.5g/min
となり、1分間に 255.5g の水蒸気を吸込んだ事になります。

※圧縮した空気の湿度が100%未満であれば、結露(ドレイン発生)はありませんが、高温の圧縮空気を冷却することで結露が生じます。


大気圧の飽和水蒸気量は温度により決まっていますが、圧縮空気は圧力値と温度によって飽和水蒸気量が変化します。

例えば0.69MPa まで圧縮し、冷凍式ドライヤーで10℃まで冷却すると飽和水蒸気量は 1.33g/m3 になります。

1分間に 13.3g の水蒸気まで気体で残り、吸込んでいた 255.5g から差し引いたものが結露してドレインとなります。
255.5g - 13.3g = 242.2g


⇒水 1g = 1cc ですので、242.2cc/min のドレインが発生するということになります。


※注意:説明を簡略化するために、分圧や飽和水蒸気圧等の用語や関連性等を省いておりますのでご了承ください。

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蒸気駆動エアコンプレッサ SD-1310CO 

SD-1310CO(以降、SDという)は、ボイラメーカーの三浦工業社とコベルコ・コンプレッサ社が共同開発した蒸気駆動エアコンプレッサです。

SD-1310CO

蒸気を生産プロセスで使用する工場では、ボイラから発生した蒸気を減圧弁で圧力を下げて利用されているケースがあります。SDは減圧弁の機能を果たし、低圧蒸気への減圧とともにその減圧エネルギーでスチームモータを駆動し、空気圧縮機を回転、駆動させます。

システム組み込みの熱回収ユニットでは、エアとオイルの冷却水をボイラ給水システムから引き込み、温水となった冷却水をボイラ給水に使用することでボイラ用の燃料を低減することができます。

設備フロー
(蒸気ボイラシステム・電気コンプレッサとの設備フロー:三浦工業社ホームページより抜粋)


次の3つの条件が揃えば、SDによって大幅な省エネ・CO2削減を実現できる可能性があります。
1)ボイラ設備容量が 6t/h 以上ある
2)蒸気配管に減圧弁がある
3)エアコンプレッサ設備が 100kw 以上ある


省エネの可能性調査は「コンプレッサ(ボイラー)省エネ初期調査用紙」をご利用ください。
※調査用紙による診断は無償です。

お問い合わせは、こちらのフォームよりお願いします。



アイティーアイ・コンプレッサ株式会社

北越工業社:Aシリーズに15kW機 3タイプを追加 

北越工業社は、Aシリーズの15kW機に3タイプを追加しました。

スタンダード機:SAS15SD / 屋外仕様機:SMS15ED / インバータ機:SAS15VD

特徴をまとめます。
 GOODは、ITICOMPによる評価です。


【特徴1】 平ベルト & オートベルトテンショナー搭載

【特徴2】 他のAシリーズと共通コントロール基板

【特徴3】 制御の詳細
      ・ACCS(圧力幅自動調整制御)
      ・自動発停
      ・低圧運転
      ・低圧力損失ドライヤー(ステンレス製プレート式熱交換器)
 
【特徴4】 ドライヤードレインの排出時間(サイクル)を周囲温度の条件等により変化
       GOOD

【特徴5】 吐出温度が上昇すると制御圧力の上限を下げ、吐出温度異常停止を自動抑制
       GOOD

【特徴6】 インバータ機は最低速回転の条件を満たせば、圧力上限に達していなくても、
      一旦回転数を上げ、圧力上限にしパージ&自動停止する機能を搭載
       GOOD

【特徴7】 インバータ機は東芝インバータを搭載

【特徴8】 インバータ機の絶縁用マグネットコンダクターは無し

【特徴9】 1次側電気配線は床面の穴から入線

【特徴10】 オイルはロングライフPAO2(合成油)

【特徴11】 工具なしで正面扉、天板を外すことが可能

【特徴12】 オーバーホール8年 or 48000Hr

【特徴13】 オイル交換1年 or 6000Hr

【特徴14】 ベルト交換4年 or 24000Hr
       GOOD ※12000Hrが一般的 

参考にしてください。



アイティーアイ・コンプレッサ株式会社

夏場、コンプレッサの調子が出ないのは何故? 

コンプレッサの空冷機は、周囲温度40℃以下で使用する設計になっています。

しかし、夏場は外気温が30℃を超えるとコンプレッサ室等は40℃~45℃近くまで上昇することが多く見られます。

クーラーの入る空気そのものが熱くなると、オイル・圧縮空気・モーター・インバータ等、冷却が必要な部分での冷却効率が悪くなります。
また、冷凍式ドライヤーでは、コンプレッサのアフタークーラーで冷却不足の高温な空気を入気することになり、周囲温度の上昇が加わることで熱交換が更に悪化し、能力オーバーになりがちです。その結果、配管に水分が廻りやすくなります。

単純に室温を下げる対策と、クーラー・冷却フィン等の清掃が必要です。
特にクーラーの清掃は定期的に行う必要があります。


水冷機も同様に外気温が高くなると、冷却棟等での熱交換が悪くなり、水温が上昇し、空冷機同様にコンプレッサ及びドライヤーの熱交換に影響が出ます。

水冷機もクーラーの洗浄と冷却棟の清掃が必要です。
また、高温の状態で使用されたオイルは、スラッジ等が堆積しやすく、オイルの劣化やフィルターの詰まり等を引き起こします。
更に、機械内部の温度が上がることで 電装品やパッキン等の不具合も発生しやすくなります。

コンプレッサの周囲温度が40℃付近で10℃上昇すると、吐出量は約3~5%程度減少することがあります。これは単位容積中の空気分子の密度が減少することにもよりますので、一概に機械の性能の低下とは言えず、別の問題でもあります。

まず、設置環境を改善する必要があり、夏場前にはメンテナンスと温度管理が必要なのです。

三井精機工業 新シリーズ 

2007年3月よりi14000シリーズに55KW、75KWが追加された。(uタイプは4月より)
15~45KWは標準で空冷のみ、55、75KWは標準で空冷・水冷の2機種になる。
前モデルであるZUV55WiやZUV75Wiと同様に空冷機は別置きのクーラーユニットがセットされる。屋外に配管を延長し て接続すれば、ちょうど密閉型のクーリングタワーの様なものとなる。コンプレッサの圧力で循環するので、外部にポ ンプなどの設置は不要。ただし水冷式の冷却水は外部より循環させる必要があります。
※水冷と水潤滑は異なりますので混合しないようご注意下さい。

「インバータ+IPMモーターのi14000シリーズ」に対し、「標準起動のu14000シリーズ」の2タイプに分類される。
i14000シリーズの特徴は、インバータ・コンプレッサでは珍しい30、45KW機が存在し(u14000シリーズにはありません)、圧力も最高圧力が0.93MPaの一定圧力制御が可能である。
水潤滑というエアエンドに水を吹き付けシールと冷却を行うことで、クラス最大風量である事と、吐出温度が低いことが特徴に挙げられる。
潤滑水は水道水を直接接続するか、純水を入れて水量が減れば自動補給する。
水冷の冷却水とは完全に別系統となる。

水潤滑方式は、北越工業のSAWシリーズ(15,22KWを現在生産調整中)、IHIのGPシリーズ(15,22,37KWの標準とINV)、アトラスのAQシリーズ(30,37,45,55KWの標準、55のみINVあり、13K仕様あり)などが製造されている。

u14000シリーズはi14000シリーズのインバータがスターデルタの始動盤になったと考えて頂いていいが、圧力は0.5MPa以下では使用できない。

i14000シリーズはインバータにより0.39MPaで増風量を可能にすることで、

「ブロアーでは圧力が低い」
「コンプレッサでは圧力が高く動力費がもったいない」

といったユーザーには最適な機種であると思う。



< 仕様表 >
i14000 水潤滑インバータ機
u14000 水潤滑標準機



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