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SAS-VD-8型 ファースト・インプレッション 

ニューモデル SAS37V-8型 SAS22V-8型
市場投入!

SAS37VD-8型



北越工業(株)製、空冷式スクリューコンプレッサ(オイルインジェクション)の
22KW、37KWのインバータタイプがモデルチェンジをし
37KWは市場に出始めている。
遅れて22KWも今月中にでも販売が開始されるようだ。

SAS37V-8型、22V-8型共に、前モデルの7型から始まる
インバータ・コンプレッサ、2世代目となるモデルである。
22・37KW機共に東芝のインバータを採用していたが、
37KW機は三菱社を搭載している。
エアエンドや基本構造は7型と大差は無いようだが、
ドライヤーはR407C仕様へ変更され、
オートドレイントラップにはソレノイドバルブ式が採用されている。
システムは専用基板から三菱社製PLC(入出力増設ユニット搭載)で
コントロールしている。
オイルは従来通りロングライフPAOを使用できる。

22KW旧モデルがW1330×D720×H1350に対し
8型はW1380×D720×H1350 とわずかに幅が大きくなっている。
そして37KWは旧モデルがW1805×D840×1450に対し
8型ではW1880×D880×H1460と一回り大きくなっている。

吐出圧力はカタログ値で0.4~0.83MPaと低圧域が広がっている。
圧力を0.55MPaまで低下させた場合のモーターの余剰動力を
使用し、0.69MPa時の110%で吐出する増風量となっている。
また、従来はオイル分離不良によるオイル持ち出し量の関係で
内部圧力を0.50~0.55MPaまでしか下げられなかったが、
0.4MPaまで吐出することが可能となったようだ。
おそらくセパレータの分離性能とアフタークーラーや
ドライヤーのスペックアップ、保圧弁を変更したものと予想できます。
(メーカーからの説明は無かったので弊社担当者の推測ですので間違っている場合は訂正いたします。ご容赦ください

旧型機では、インバータの設定を圧力調整基板とインバータで
パラメータ調整しなければいけなかったが
8型ではタッチパネルでの設定が可能となり、わかりやすくなった。
タッチパネルは小型モノクロ2色(黒・黄橙)が採用されている。
現在、国内のオイルインジェクションタイプではコベルコのVS、VXが
白黒液晶モニターを採用しているのみである。

機側での運転・停止操作はタッチパネル右板面に取付けられた
1つの押しボタン(グリーン色)により行う。
運転時グリーンに点灯する照光式モメンタリー式である。
運転操作・停止操作を1つの緑ボタンで行うことから
大手製造業やJIS規格などで運転、停止ボタンの色分けがある場合、
問題になるのではないだろうか?

「運転開始」はボタンを長押しすることで安全対策としているが、運転、停止のボタンが1つだけだと、運転中にインバータの回転が低い場合、間違って停止させてしまう可能性もあるのではないだろうか?
とっさの緊急停止時に普段取り扱わない人間が緊急停止の操作を行う可能性も考慮に入れ、やはり独立した停止ボタンか、せめて赤色の緊急停止スイッチの増設が望ましいのではないだろうか?

タッチパネルは非常に小さく貧相にみえるが、
実際の使用用途で考えると圧力を見るくらいで十分であろう。
また、故障時などの原因や対策が表示される。

省エネ屋の立場から不満を申し上げると、
近年省エネ化が進み圧力を低く制御する中で、
インバータの設定が0.55以上と言うのは、
ちょっと使い勝手が悪い。
回転数は固定でも0.50MPaまでは設定できればいいと思う。

逆に、2段階圧力設定(第1設定と第2設定で異なる圧力を設定しておき
任意に設定をスイッチで切り替える機能)は、非常に使い勝手がよい。
旧型は始動盤の接点を切り替える必要があったが
8型ではタッチパネルで容易に操作できるようになった。
また、弊社の台数制御盤PRESAGE-SXV2では
この2段階圧力設定を使用するAIRMAN仕様を用意しており、
他メーカーインバータ機よりも省エネ効果を出すことが可能となっている、E-CON機との併用をお薦めする。


SAS-VD-8 仕様表

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