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【EXpress-Mail News】夏場の空気圧縮機・・・誤った対策をしていませんか? 

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夏場の空気圧縮機・・・誤った対策をしていませんか?

気温が上昇し、空気圧縮機には厳しい季節になってきました。今回は、エンドユーザー訪問時、目にする最悪のケースについてお話します。



あるお客様のケース:
 空冷式の空気圧縮機を機械室に数台設置されており、排気ダクトはありません。
 空気圧縮機の天井面には排気口があり、天井方向にかなりの勢いで排熱が出ています。その排熱は機械室の天井に跳ね返り、コンプレッサ自身の吸気口から熱風を吸い込んでいます。
 ダストフィルター(空気圧縮機には、クーラーの網のようなフィルターが付いています)は、定期的に清掃しているそうです。しかし、内部のクーラー(ラジエーター)は殆ど清掃したことがなく、実際汚れているようです。

   ※この状態は、コンプレッサがかなり温度上昇し、停止しやすい状態と言えます。
    通常は、内部油温が110℃になると異常停止します。

客先対策1
空気圧縮機の前面扉を開け、スポットクーラーで冷却しています。

 意見
本来は、スポットクーラーで冷却する必要のない設備です。吸排気を改善し、クーラーを清掃すれば十分なのです。スポットクーラーの電力分が増エネにもなります。

客先対策2:
圧力設定を下げて運転することで、若干温度を下げる対策をしています。これにより圧力低下や吐出量不足が発生するため、もう一台余分に空気圧縮機を運転させています。


 意見
圧力を下げて運転すると熱量は減少しますが、仕事量も減少します。絞り込み弁を持つ空気圧縮機の圧力を極端に下げることで、最低必要圧力付近で吸気弁が全開とならず、吸いこみ量が少ないために吐出量が減少することもあります。本来容量が足りているのに、この対策をすることで増エネになります。

客先対策3:
機械室に換気扇はありましたが、次の対策としてもう一台換気扇を追加しました(ちなみに外気を取り入れる開口工事はしていません。)


 意見
吸気と排気のバランスが悪く、機械室自体が負圧になった為に機械室の扉が重たい状態です。完全に排気量に対して吸気量が不足しています。負圧の中での空気圧縮機は、熱交換の効率が落ちているので、冷却効果が現れにくくなります。空気圧縮機に適正なダクトを取り付けて排気し、機械室が負圧にならないように吸気口を開口するか、排気ファンを吸気ファンに交換するなどすれば、かなりの効果が期待できます。



以上の様なケースがありました。
とりあえず動いているので・・・と放置すれば増エネになるはずです。

ポイントをまとめます。
 専門家による清掃を実施していない。
 空気圧縮機の扉を開けて運転している。
 コンプレッサ室の扉が負圧で開きにくい。
 空気圧縮機の圧力設定が低い(電流が20%前後定格から落ちているなど)
 空気圧縮機が排気熱を吸い込んでいる。
 換気扇付近に吸気口があり、外気がそのまま排気されている。

思い当たることがあれば、吸排気の改善等、メンテナンスの実施が必要です。


お知らせ

夏場の空気圧縮機対策!参考資料

夏場は、周辺温度が上昇することで空気圧縮機に負担がかかります。
その原理と補足説明は、ITICOMP情報室の記事「夏場、コンプレッサの調子が出ないのは何故?」にて紹介しておりますので、参考にしてください。


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